患者様の体験談

〔ケース1〕74才 女性

 私は現在、高齢になる母を自宅で介護しております。
今年で95歳になる母を家に迎えて15年になりますが、母の度重なる骨折と認知症の進行で介護が大変になり心身ともに疲れていた一昨年、私自身に大腸ポリープが発見されました。
その頃の私は、便秘が何ヵ月も続き食後にお腹が張るようになっていました。
排便時に出血したため、すぐに市立病院で検査したところ、ポリープが5つ見つかり、その場で内視鏡手術をして入院しました。幸いポリープは良性でした。
医師から手術した傷が治るまで、暫く腹部の不快感と痛みがある事を聞いていましたが、手術後、痛みと腰痛が辛く眠れなかったので、小倉先生に遠隔気功で気を送って頂いて、やっと眠れるという状態が毎日続きました。
また顎がリラックスして、気も調う漢方を飲みながら、ご指導頂いた養生法を毎日行いました。
50代に乳癌で手術した事と、昔盲腸で手術した事が原因しているようで右半身に気の乱れがあり、右の鎖骨、右そけい部のマッサージを多めにしました。
漢方と養生を始めた途端にガスが出るようになり、お腹がすっきりし不快感と痛みがなくなると同時に 身体に関する不安感がなくなっていきました。
 母は高齢で外出しにくいため、体調管理のために小倉先生に遠隔気功をお願いしております。
おかげさまで骨折後の後遺症も軽くすんでおります。
先日、デイサービスに母を連れて行こうとした時で、遠隔気功の時間とたまたま重なった事がありました。
いつも外に連れて行こうとすると騒ぎ出す母が、その時は珍しく騒がず、静かにデイサービスに行けました。
これも遠隔気功のおかげだと思います。母は遠隔気功をして頂くと、とても心が落ち着くようです。
 気診のおかげで、大腸ポリープの術後の回復がとても早くてよかったです。気持ちもリラックスして、母の介護が楽になり充実した生活を送れております。

〔ケース2〕39才 女性

 私は小学生の頃、合気道を習っていたためか「気」に興味がありました。
数年前、首の筋肉を使って自分や相手の気の状態を診て気を調整する〝気診〟がある事を知った時には驚きました。
当時、私は鍼灸の資格を取ったばかりで、治療するたびに疲れてしまい、生理前の倦怠感やイライラ、腰痛など生理症状が重く、蕁麻疹が出る事もありました。
 小倉先生に気診して頂くと、頭の上に雲のような物がかかり、下半身が冷え、気が乱れていて、右季肋部の肝の気の反応も硬いという事でした。
右季肋部の硬さの原因は、精神的ストレスが関わっている事がわかりました。
「心配し過ぎると、身体が緊張して頭の上に雲のような物がかかりやすい」というアドバイスを頂き、「身体を温めて弛めれば、自然と雲のような物もとれてくるからしばらく心配事は隣に置いて養生していきましょう!」と先生の優しい言葉と笑顔で、顎と身体がリラックスし、気が調う漢方を飲みながら養生を致しました。
 さらに気の状態をチェックし自己調身出来るように気診講座も受けました。
気診に出会う前は、疲れと生理が重なると、全身に蕁麻疹が出てしまい痒くて眠れない日が続きました。
皮膚を掻きすぎて出血し。肌は傷だらけでボロボロ。
心身ともに疲れていましたが、そんな症状も全てなくなりました。
ストレスに対する心の持ち方も変わり、すごく楽になりました。
 症状が辛い時は遠隔気功もして頂きました。
ある日、部屋の空間にフワーとした温かいミストのような物を感じ、身体が気持ち良くなったため不思議に思い、先生に電話すると「今丁度、気を送ったところよ~!」と、感じた物が気だという事がわかり感動しました。
 今は身体が温かく、いつも心地良い状態で、仕事をしても疲れにくくなりました。
また気診を自分の鍼灸治療にも取りいれました。
気診を身につけると、自分にとって合う物か、合わない物かもわかるようになるので、食べ物やサプリなど選ぶ時など、生活全ての面に役立てております!ありがとうございます。

〔ケース3〕36才 女性

 私が気診を知ったのは、いろいろな療法を紹介している本の一項目でした。
当時の私は、乗り物に乗る事や、人ごみが怖くて、漢方を服用したり、冷え取り健康法をしたりすることで、なんとかしのいでいる時期でした。
日々、一進一退で、どうにも良くなる気配がなく、八方塞がりでした。
 本の中でいろいろな療法が紹介されているなか、「気診」だけがピンときて、「どうせ学ぶなら、ちゃんとした先生のところで学ぼう!」と思い、Web調べて小倉先生と出会いました。
 自分の症状の事はあまり先生にお話しせず、気診の講座を学び始めました。
自分に合う物、合わない物に対して身体が素直に反応している事を知り、「そりゃ今までみたいに無頓着な生活していたら、身体はガタガタになるなー」と自分の不調に対して、合点がいくようになっていきました。
そして、自分に合う物が自分でわかる事の凄さに魅力を感じました。
 気診を始めた頃は、電車の中で調子が悪くなりそうになると、気と身体が柔らかくなる「健康ふりかけ」(注:宇田博士が作った白ごま・黒ごま・おかか・昆布・じゃこのふりかけ)を握りしめながら、すぐに小倉先生にSOSをしていました。
「やはり身体をなんとかしたい!」と思い、小倉先生にご相談して、当時のクリニックで顎がリラックスし、気が調う漢方を見立てて頂く事に。
飲み始めて1ヵ月くらいで、気づけば原因のわからない不安感や乗り物、人ごみに対する怖さが緩和されていました。
現在は、時々感じる程度ですが、そんな時は漢方とふりかけを持ちます。すると、身体がホッとして、楽になります。
 気診を始めた頃は気の感じがわからなかったのですが、今では漢方を持ったり飲んだりすると、身体のこわばっていた部分が、スッと楽になる感覚がわかるようになってきました。
気診を始めて、身体に優しく暮らしていけるようになっています。

〔ケース4〕58才 女性

 2003年に腹痛に伴い激しい下痢が始まりました。
体重がみるみる減少、3ヵ月で20㎏近く痩せました。検査で大きなポリープが見つかりましたが、悪性ではないとの事。
しかしポリープを摘出した後も、腹痛と下痢は治まらず、検査結果もはっきりしません。
 発症から1年で、少しずつ症状は落ち着きましたが、寝不足や消化の悪い食事、仕事のストレスがあると、また腹痛と下痢に悩まされるという状態でした。
 そんな状態を繰り返していた2010年春、3度目の深刻な状態になりました。
医者に行かずに自然療法で頑張りましたが、気功や鍼灸では解決出来ず、見かねた子供達に病院へ連れて行かれました。
今度は「クローン病だろう」と言われ、繰り返し検査をしていた年の10月に、気診に出会いました。
 小倉先生に「噛みしめていて冷えていますね!」と言われ、養生法で噛みしめを改善し、顎がリラックスして気が調う漢方を出して頂くと、それまで7年間もつきまとい、離れる事のなかったお腹の痛みが、3日目には消えていたのです。
まるで魔法にかかったように、お腹が楽になり、排便も戻ってきました。
 今では、自ら気診が出来るようになり、日々自己調身を続けています。
気づけば30年以上悩まされていた花粉症も消え、身体も立派になり、少々無理をしても風邪もひかない健康な自分になっています。

〔ケース5〕 56才 女性

 気診との出会いは2012年の5月。2008年の9月から アレルギーの治療の為に、通っていたクリニックに小倉先生がいらっしゃるようになってです。
通い始めて約4年、発疹とかゆみはかなり改善されていましたが、アレルギー症状は強く出る事がありました。
月1回の通院でしたが、通院期間も長かったので、なんとかセルフケアでいい状態に保てないかと、考えていた頃でした。
 まず小倉先生から言われた事は、「噛みしめて、顎から首が縮こまっています。ちょうど首をきゅっと締められているような状態」で、「顎の真ん中が梅干しのように赤黒くなっていて、首の真ん中にも赤黒い部分がある」という事でした。
生命エネルギーを司る気の流れが悪くなっているので、吸い込んだ空気も身体に十分に行き渡って行かないし、身体全体も冷えている。
また甘い物の取り過ぎで胃に負担がかかっていると説明されました。
 いつも息苦しさを感じる事や、顎関節症がなかなか治らなかったので、お話がすっと納得いきました。
自分で気を調えていくための養生法と、気を調える漢方を処方して頂きました。
養生法のなかに顎のマッサージがありましたが、顎をマッサージするのは初めての経験。
やってみると、物すごく痛い。
思わず先生に「マッサージするとすごく痛いのですが、どれくらいの加減でしたらいいのでしょう」と聞いてしまったほどです。
それくらいガチガチに凝り固まっていたのです。
毎日養生を続けながら、気診の講座にも通い、自分で気の診断と気の調整が出来るようにと学んでいました。
現在は養生でアレルギー症状をなんとかコントロール出来ています。
そればかりでなく、顎関節症もかなりいい状態になりましたし、風邪もひきにくくなりました。
頭痛や肩こり、口内炎なども、重症化しないうちに治るようになってきています。
身体全体が元気になるとアレルギー症状も出なくなる事を体感しています。

〔ケース6〕48才 女性

 2001年頃から腰痛・肩こり・不整脈・耳鳴り・頭痛・めまい・顎の痛み・股関節痛・股関節周辺の皮膚の麻痺・腕や指の関節痛・不眠・だるさなどがあり、体重は38kgにまで減り、ベッドから起き上がる事が出来ない日もありました。
 整形外科に通院して首や腰の牽引・リハビリをし、ありとあらゆる検査を受けましたが、どの結果も良好。
「こんなにきれいな検査結果は久々に見ました」と褒めて頂いた事も。
原因がわからず、最後には、主治医から心療内科の受診を勧められました。そんな時に、小倉先生にお会いしました。
〈オーラ(気)を元気にすると元気に過ごせます。あなたもオーラ(気)診断を受けてみませんか?〉という看板が目に入り、「ダメでもともとだからオーラ診断でもしてもらおう」、そう思ったのがきっかけで、それが大正解でした。
 小倉先生は、「身体がとても緊張して冷えています。
先ずは風邪(ふうじゃ)を取りましょう」と言われました。
その瞬間、頭の重さが取れスッキリして目がパッと開き、身体は軽くほんわかと温かく、地に足が付いている感じがしました。
鏡を見ると、身体の変化の嬉しさにニヤケテ笑っている自分がいました。
「何年間もの苦痛が、一瞬にしてこんなにも楽になるなんて。この世には不思議な事があるものだ」と興味が湧き、その日に気診初心者向講座に申し込みました。
 1ヵ月後の次回予約日まで、数回遠隔で気診して頂きながら、自分で出来る養生法のマッサージをすると、寝込む事なく仕事も家事も出来ました。
 気診で、自分に合う物・合わない物を知り、身体が喜ぶ事をする事の大切さを教えて頂き、4年半が経ちました。
毎日自己調身し、今は週5日フルタイムで仕事をしています。
家族も友人も気診で元気になりました。
気は目には見えないけれど、その気を変化させることで、元気になれるのだという大切な事を知る事が出来て、本当に良かったです。
おかげさまで、人生をエンジョイする事が出来ています。ひとりでも多くの人が気診を知り、気診でみんなが元気で笑顔になれたら素敵だなと思います。

〔ケース7〕55才 男性

私は、ラッキーでした。「体調が悪いのでなんとかならないか」と思っていた時に、十数年ぶりに会った友人から「目には見えない〝気〟を診断して心身を元気にしてくれる先生がいる」との情報を得、早速予約をしてもらいました。
 1年半前、腰痛、肩こり、膝の痛み(半月板損傷の怪我以来の)、肌荒れ(炎症で赤く、痒みがあり)皮膚がボロボロ剥がれ(頭皮も同じで、肩周辺に白い粉を振ったような状態になり、フケだらけに見える)、電車に乗るのも苦痛でした。 小倉先生に初めてお会いした時に、「身体が緊張していて歯の噛みしめがあるようですね。顎・鎖骨下・そけい部のマッサージをし、呼吸が浅くなっているので、ゆっくりと深い呼吸をしてみて下さい。歩く事も良いですね。運動不足の解消にもなると思いますよ」と言われました。どれも自分で直ぐに出来る事ばかりでしたので、毎日仕事場でも、TVを見ている時でも、気づいた時にはやると決め実行しました。
腰痛・肩こりは、直ぐに効果が出て楽になりました。そして 数年間悩んだ皮膚トラブルも,半年ほどできれいになり、とても満足しました。
昨年11月に肉離れになりましたので、遠隔で気を送って頂き、患部を冷やすことから、温める切り替えのタイミングを教えて頂きました。
身体が冷えているので湯たんぽで温めるアドバイスも頂きました。肉離れをおこした日は、松葉杖がなければ歩けなかったのですが、遠隔を受けた翌日に、松葉杖無しで歩く事が出来たのには本当に驚きました。
3年前に肉離れになった時は、数週間の松葉杖生活でした。さらに歳を重ねていますから、回復にもっと日数がかかると思っていたのが、信じられない早さで回復し、仕事にも何ら影響を与えずに治す事が出来ました。
 尿道結石になり、痛みで苦しんだ時にも、食事についてアドバイス頂きました。
さらに小倉先生のお弟子さんに毎日気を送ってもらったおかげで、6つあった石が次々と出て、20年前に尿道結石になった時の苦しみと比べると、天と地ほどの違いでした。本当に助かりました。
 私は気に敏感ではないのですが、今回の体験で「気って本当にあるのだ、気を元気にする事は元気への近道だ」と思うようになりました。
顎などのマッサージは習慣になり、身体の力を抜きリラックスする事の大切さを知りました。

〔ケース8〕66才 男性

1947年生まれで現在66歳(男)。20代の頃はとても健康的に行動していたのですが、32歳に初めて転職をして、新しい業務へ精一杯臨んだことで、過労と精神的ストレスが溜まり、十二指腸潰瘍となってしまいました。
幸い緊急手術は必要がなく、点滴や複数の薬物療法、食生活の改善で治しました。
 翌年の1月下旬頃から風邪症状が続き、内科に通いながら耳鼻科も並行通院、そこで告げられた病名が「アレルギー性鼻炎」。
花粉症との付き合いの始まりでした。その翌年の春先が「スギの花粉症ニュース」が、各地で流された年でした。
「くしゃみ+鼻水+鼻づまり+涙目+かゆみ」の5点いずれも症状が激しく、睡眠不足が続く日々でストレスが増幅しました。
また人と会う時や、会議などの時に「症状5点」が出ると、とても辛くて最悪でした。
 毎年2月の節分を過ぎて春一番の予報が出ると「花粉症の到来だ」と身体が敏感に反応して、その憂鬱度が最高潮に達します。
キャンディーズの歌『春一番』を聴くと、身体が反応して激しい戦慄を覚えるほどでした。
それが5月の連休明けまで続きます。花粉症に良いと思われる対策を可能な限り試しました。
 その30数年も苦しめられた花粉症が改善したのは、気診との出会いからです。
1年間、毎月1回の気診講座を受講しました。
気診で学び実践した事は以下です。
①呼吸法(気を整える)
②身体に良い物良くない物選択(胸鎖乳突筋による診断)
③身体を温める
④身体のストレッチ(特に、顎のストレッチ・・噛みしめない)
⑤身体の特性・構造との因果関係
など多岐にわたりました。またいろいろな実例や実技を通じて〝自己調身と現状把握〟を習得し、遠隔気診をして頂きながら、軌道修正したり、アドバイスを受けたりして、日常生活のなかに浸透させました。
 なんと!その翌年は、薬を多用する必要がなく、明らかな改善が見られました。
例年と違う症状に〝驚きと喜び〟が交錯しました。
そして今は、花粉症発症時代を忘れ、スギの木がたくさん生えているゴルフ場や野外へ出掛け、春から初夏5月にかけてのゴルフも快適に楽しんでいます。
気診の学習を活かし、さらにブラッシュアップしたいと考えています。

〔ケース9〕43才 女性

 アメリカ在住の私が、小倉先生に出会ったのは4年前で、40歳の時でした。
その頃私は、心身ともにボロボロで藁にもすがりたいという状況でした。
鬱を患っていた私の母が小倉先生に巡り会い、通院できないため遠隔気功を受けていると聞き、「遠隔は海外でも効果あるのかしら?」と思いながらも、すぐに、先生に自分の全身写真と、その時に抱えていた不定愁訴を全部書き出してメールで送りました。
直接にお会いする事もお話しする事もなく、遠隔気功が始まったのです。
 不定愁訴の内容は、疲れやすい、身体力がない、疲れやストレスからの胃の不快や痛み、生理前後の不快症状と痛み、アレルギー症状です。
先生からの指示は「噛みしめ」をやめる、鎖骨・顎・そけい部などのマッサージ、足湯でした。
 遠隔気功が始まって数週間で好転反応が出ました。
同時期に私の夫も遠隔治療を始めていたのですが、夫も全く同じ時期に好転反応が出ました。風邪の症状とかなり似ていたと思います。
 遠隔気功は、最初毎日でした。気を感じる事はありませんでしたが、症状は軽くなっていきました。
こちらの時間の夕方が日本での朝で、小倉先生が気を送って下さる時間になります。
気診をお願いする前は、夕方からその日の疲れが出てしんどかったのですが、徐々に元気に夕方を過ごしている事に気づきました。
 少しずつ色々な症状が緩和していきました。
今までは、元気でない人生を送ってきたので「元気とはこんなに素晴らしいものか」「元気な人はこんな風に感じながら生活しているのか」「今までかなり損をして生きてきた」と感激しました  遠隔気功は毎日から週3日に変わり、週1日になり、9ヵ月後には終了して、一人で出来る養生を続けていくだけの状態になりました。
今も何かあると、いつも遠隔気功をお願いしています。効果抜群です!!
 私は元々、目には見えないものがあると信じていたので、遠隔気功を疑った事はありませんが、この効果の絶大さには本当に驚き、私の人生を救って頂いたと心から感謝しております。
44歳になりましたが、今までの人生で一番元気に、毎日を過ごせていると実感しています。毎日が楽しくて楽しくて。
 まさか私の人生にこんな日々がやって来るとは…小倉先生、本当にありがとうございます!

〔ケース10〕65才 女性

 気診と出会い足掛け4年、只今65歳。年相応以上に、元気で!明るく!綺麗です!と自称しております。
 気診のH先生から気診治療を受け、東京と岡山の距離をも顧みず「習おう」と即決。最初は、隔月の岡山での講座だけでしたので、当然の事ながら、胸鎖乳突筋検査法もサッパリわかりませんでした。
 3年目を迎え、冬を越して初春の頃、「そういえば、今年は風邪をひかなかったねえ。いつもゴホゴホ、ゼーゼー、病院から離れられなかったのに、今年は元気だったね」と家族から言われ「気診のおかげ」を確信しました。
 25歳はお肌の曲がり角。35歳は身体の曲がり角で、ちょっとした風邪ひきから、なかなか咳が取れず、気管支過敏と言われ、45歳は人生の曲がり角(90歳くらいの半分の頃)には喘息と診断され、仕事から点滴に直行する事も度々。
1ヵ月以上の長期入院も何度かありました。55歳は女の曲がり角。一過性の痺れがあり「更年期なんだな~」と思っていたら、右中大脳動脈狭窄との診断。現在、私の頭蓋骨のレントゲン写真は、パッチワーク状態でビスやボルトが写っています。
さらに、気診と出会った頃、左中大脳動脈狭窄が判明。
手術は不要ながら、治癒は無理、現状維持が治療との事でした。しかし65歳の現在異常なし。
 風邪(ふうじゃ)を取る〔鏡を見る度にちょっと〕、顎マッサージ〔洗顔時〕、顔ストレッチ〔運転中〕、湯気を吸う〔カップを胸に当てる〕、風門〔ふうもん。風邪の入口と言われるツボ〕や胸を温める〔シャンプー後のドライヤーで〕就寝前のストレッチと座禅。
 こうして、養生を生活のなかに自然に取り込んでいます。
家族に言われるまで、自分では気が付かなかったほど、少しずつ少しずつ、ゆっくりとパワフルになってきています。
後2ヵ月で65歳を曲がり切ります。65歳は価値観の曲がり角。当たり前と受け止めていた事が、何だか有難い、得した気分に感じられます。
「病は気から」とは、「健康は気から」ですよね。
次75歳の曲がり角で、何が見えてくるかワクワクしながら、気診的生活を続行して参ります。

〔ケース11〕56才 男性

 私と小倉先生との出会いは、約4年前に遡ります。
2010年の2月に食道がんを宣告され、死と直面し、生きる希望を失いかけた状態のもとで、入院している最中の2月25日、手術日の3日前、偶然に、小倉先生とお会いするが出来ました。
病状や入院の事などには全く触れずにお会いしました。
診療室に入り挨拶が済むと、私は奥の椅子に座らされ、手前に小倉先生が3mほど離れて座り、気診が始まりました。
するとすぐに「右胸の部分が黒く、硬く、冷たくなっていて、オーラが内向きになっている」との指摘を受け、病気を言い当てられたような気がして驚きました。
病気に関する事は何一つお伝えしていなかったのに、なぜ病気の場所がわかったのか不思議でした。
その後、私の病状や手術の事を白状すると、小倉先生も驚かれていたのを覚えています。
気診カウンセリングが終わると、白隠禅師の健康の書、『夜船閑話(やせんかんわ)』を勧められました。
翌日に手配し、「夜船閑話」のなかの「内観の秘法」と「軟酥の法」を毎日唱え、実践する事が私の日課となり今でも続けています。
長い人生のなかで、親の言う事も聞かずに生きてきて、がんを宣告され、精神的な拠り所が欲しかったのか、小倉先生と出会い、精神面の重要性を教えられました。
小さい頃から、「何事も歯を食いしばって頑張るように」と教育を受けてきたのに、小倉先生から「歯を食いしばる事が全身に緊張をもたらしている」という指摘を受け、愕然。いわゆるカルチャーショックでした。
 食道がん発見時、すでに、リンパ節に転移していて、ステージⅡ~Ⅲと診断されました。手術が出来るかどうかが大きな鍵でしたが、主治医が「全て取りきれる。」と診断し、生きる望みが出てきたと感じた事を覚えています。
 手術前日のインフォームドコンセントの際も、大きな手術であるのにもかかわらず、抵抗や不安は全くなく、心穏やかに、自然に、全てをお任せする事が出来ました。
また、手術翌日の朝、目が覚めた際の、変わり果てた自分の姿も、自然に受け入れる事が出来、さあ、これから新しい人生が始まるのだという、意欲が湧いてきました。
回復が早く、僅か11日目には退院の許可が医師から下りましたが、念のため14日目の日曜日に退院しました。
全ては精神面の安定のおかげと、確信しています。
この4年間に、2度のPET-CT検査、2度のCT検査を受け、リンパ節に転移して、血液にはがん細胞が数多く見受けられたようですが、主治医の判断により抗がん剤などの治療は全く行われず、今日に至っています。
手術から半年ほどたってから、初めて飛行機に乗り福岡で宿泊しました。
その翌朝、鼻がグスグスし、風邪かなと思っていたら、小倉先生から、「ちょっと,お疲れになっているみたいで首にやや反応があります。風邪(ふうじゃ)だと思いますのでご無理のないよう」とのメールを頂き、不思議な感覚を覚えました。
遠隔で診る事が出来るとは聞いていましたが、風邪の症状まで当てられるとは、驚きました。
喉や胸、胃や腸などに少しでも違和感を覚えると、すぐに再発や転移を想像し、不安感に苛まれてきました。
しかし、小倉先生の言葉や白隠禅師の健康法により、その精神的リスクを解消し、前向きに、新しい人生を歩んでいます。
 今後は、自らの体験をもとに、東洋医学と西洋医学との融合を目指し、小倉先生の活動を支援していきたいと考えております。